「【俺の金山 vol.1】金山が誇る居酒屋、磯舟のレモンサワーが濃すぎて勘弁してほしい」
かぷりばネーム:K沼
今週8回目。
酔っ払いの冗談みたいだけど、20代のときには磯舟に週に8回行くこともあった。
1次会で磯舟に、次、次と続き、また磯舟に戻り、つけ麺で〆る。
磯舟とは金山の憩いの大衆酒場。
引き戸を開き、店に入ると、まずはセルフでジョッキを冷蔵庫から出して、自分でサーバーからビールを注ぐ!
「まさみあんつぁ、ビールもらう!」
「おう!」

「まさみあんつぁ」は、磯舟店主で私の父親よりも上の世代。
「あんつぁ」とは、ガキ大将、アニキ的な存在で、一目置かれている男の子を指している愛称だと個人的に解釈している。
おそらく、子どもだったころに、みんなのアニキ的な存在で「まさみあんつぁ」と呼ばれていたものがそのまま今も愛称になっているものだと思う。
私は家が近所だということもあり、小さいころからみんなが「あんつぁ」と呼んでいるので、「まさみあんつぁ」と呼ばせてもらっている。
カウンターには金山の重鎮のみなさんが、それぞれソロで新聞読んだりして一列に並ぶ。

「焼き鳥タレに、やんべな刺身、そんで、またビールもらう!」
「おう!」

一度飲み干したジョッキに、ビールを継ぎたす。
3杯目には「マサレモン」。
まさみあんつぁのレモンサワーを私はこう呼ぶ。
この「マサレモン」がすこぶる酔う。

おそらく、焼酎8、炭酸1、レモン1くらい?多少誇張はしているが、すごく濃い。
サービス精神がすごい!
目が回ってくるころに、「おう!」と焼き鳥のタレが出てくる。
唐辛子をかけて、2本目を食べ終わる頃に、やんばいな刺身がでる。
おそらく、5杯目を飲み終わるころか、そのころにはカウンターの一列はみんなグルグル回っている。
どれ、帰るっか、「あんつぁ、お会計たのみます!」
と、言ってるそばから、引き戸がひらき、新しいお客さんが「あんつぁ!」と入ってくる。
「ないだや、オメもいだんが、どれ飲むべ!」
「おう!」
金山の夜は軽く一杯とはなかなかうまくはいかない。
おすすめはチーズかつ、麻婆豆腐、雑炊、メニューのほとんどがお気に入り。
ただ、遅い時間になってくると、「ね」
売り切れだとの返答が多くなる。
んじゃ、つけ麺、つけ麺だけ、なんとかお願いします!
「お、おう!」
おなか満腹、気分爽快、
どれ、3階フレンドでグリーンアップルでも歌って帰っかな!
3階フレンドのことは、また次回。