かぷりば オンライン
かぷりばの色
かぷりばといえば水色!

川村佳恵

かぷりば主宰です。金山町地域おこし協力隊3年目。鯉はともだちです。

かぷりば通信

「かぷりばのはじまり」

「かぷりば」は、こうしてはじまった.


私は金山町役場のまちづくり課に所属し、「関係人口」と呼ばれる、金山に住んではいないけれど、金山が好きで、何度も足を運びたいと思ってくれる人を増やす仕事をしています。
そんな仕事をしながら、金山町に、本屋であり交流拠点でもある場所をつくりたい、と密かに思っていました。


きっかけは、ある日の午前中でした。

5月3日に行われる予定の「金山街市」というマルシェイベントの話と、私の事業計画書に「金山町には書店がないから、本屋をやりたい」と書いていた流れが重なり、上司から「自分で屋号もって、本屋やっちゃいなよ」と言われました。


勢いが大事だから、10分で考えろと言われ、その場で決めた屋号が「かぷりば」です。


人が集まり、交流が生まれる拠点にしたい。そして、この町で始めるなら、金山らしさを大切にしたい。
金山町といえば、鯉が泳ぐ用水路「大堰」。鯉は商売繁盛の象徴でもあります。
川村がやる店だから「川」も入れたい。まちなかを巡る農業用水路や金山川など、水はこの町の大事な要素でもあります。
carp(鯉)と river(川)を組み合わせて、「かぷりば」という名前が生まれました。


そして、これらの想いを汲んでくださった「WARP HOLE BOOKS」さんにご協力をいただき、本屋を立ち上げることができました。


そもそも、私はひとりっ子で、限られた人間関係の中で育ちました。
高校進学で多くの人に出会い、大学進学で東京に出て、地域の人が目的なく集える交流拠点の存在を知りました。
大学時代に関わった東京都世田谷区尾山台のコミュニティスペースや本屋さんの経験を通して、「こんな場所が、地元にもあったら」と思ったことが、「かぷりば」の大きな土台になっています。


本屋や図書館のように、本に触れられる環境は、特に中山間地域では大切だと思っています。私自身、学生時代に図書館の本を読み、文芸部で文章を書くことで、世界を広げてきました。


まずは、本屋をやってみる。そこから少しずつ、「かぷりば」の形を探していく。


金山町で、小さく、着実に。いろんな人と交わりながら、
私も、「かぷりば」も、育っていきたいと思っています。